世界のワイン　アルゼンチン・オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカ

世界のワイン
アルゼンチン・オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカ

ニューワールドのアルゼンチン・オーストラリア・ニュージーランドのワインと、南アフリカのワインです。
個人的には南アフリカワインのどっしり感がたまらなくツボです……！
ヨーロッパの格付けや制限のない国や地域もありますが、それぞれに個性的な味わいが楽しめます。

※おすすめワインは私の独断と偏見で掲載しています。味の感じ方には個人差がありますので参考程度にどうぞ。

• アルゼンチンワインの特徴
• オーストラリアワインの特徴
• ニュージーランドワインの特徴
• 南アフリカワインの特徴

アルゼンチンワインの特徴

left：Original Update by Chipppy
center：Original Update by Mariano
right：Original Update by Tanenhaus

生産したワインはほとんど自国で消費していて、一人当たりの消費量は上位に入ります。チリに比べて設備投資や技術交流が遅れたため、チリを追いかけている状況ですが、最近知名度が急上昇している要注目国です。
アンデス山脈の盆地を中心にブドウ栽培の適地が広がり、そのため生産性が高く、低コストで生産できます。

おすすめのアルゼンチンワイン

• クロス・デ・ロス・シエテ[2009]

• アンデルーナ・シャルドネ（白）【辛口】2010

• ボデガス カロアマンカヤ [2011]

オーストラリアワインの特徴

 
オーストラリアはアメリカに次ぐ、ワインのニューワールドといわれています。

オーストラリアのワイン造りは1800年代になってから発展しました。
当初はデザートワインの製造・輸出がほとんどでしたが、現在では食事に合うスティルワインが主流になっています。
ワイン生産地はサウス・オーストラリア州が約半分を占めています。
ワインは個性豊かな力強い傾向となっています。

おすすめのオーストラリアワイン

• ピーターレーマン・ザ・キング　[2000]

• グリーン ポイント シラーズ

• [2011]ウッドカッターズ ・セミヨン（白）

ニュージーランドワインの特徴

left：Original Update by Steffen Hillebrand

ニューワールドの中で唯一寒冷な気候で昼夜の気温差が激しく、赤ワインよりも白ワインの生産量が多いのが特徴です。

一時はワインに水を加えたり砂糖を加えたりした粗悪品を生産していましたが、政府主導の減反政策が行われました。
今では、高品質なワインが生産、輸出されています。
また、ニュージーランドではスクリューキャップの導入が進んでいて、今後生産されるワインの殆どがスクリューキャップを採用すると考えられています。
ニュージーランドワインには、ヨーロッパで見られる格付け、制限はありません。
ニュージーランドのお土産で有名なキウイワインですが、最近では日本でも見られるようになりました。

おすすめのニュージーランドワイン

• サイフリード・ワイナリー・スウィート・アグネス・リースリング　2012

• ヴィラ・マリア・プライベート・ビン・マルボロウ・ソーヴィニヨン・ブラン[2013]

• ク―パーズ・クリーク・ローン・カウリ・ピノ・ノワール

南アフリカワインの特徴

right：Original Update by Andreas Tusche
left：Original Update by PZFUN
 
南アフリカ共和国の気候は地中海性気候でブドウの発育に適しています。
南アフリカのワイン造りの歴史は古く、17世紀にブドウの栽培が始まりました。
地球に優しい技術を利用して生産されている南アフリカワインに対してグリーンラベル認定が与えられました。
ピノ・タージュは南アフリカ特有の品種で、ピノ・ノワールとサンソーの交配種です。
EU法に対応する原産地呼称制度のWine of Origin（W.O.）が設置されていて、その制度の下、原産地は英語で区分されています。
ワインはどっしりとして味わいのあるタイプが多いです。

おすすめの南アフリカワイン

• ウガバ[2010]

• フラッグストーン・ドラゴンツリー・カベルネ・ソーヴィニヨン[2008]

• KWVカセドラル・セラー　シャルドネ　[2012]